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2007年09月16日

「スシ王子」は果てしなく面白かった

 それにしてもテレビ朝日系「スシ王子」は面白かった(テレビ朝日では9月14日最終回)。

 奇想天外・荒唐無稽なストーリー。特に巻物や「づけ」や唐手の修業は、思わず笑ってしまうものばかり。しかしそれでも決してくだらなくならないのは、その修業を実際に生身の人間がやるのは非現実的だとしても、微妙に理にかなっているからだ。

 超人「スシ王子」(堂本光一)ならば出来て、本当にマスターできそうなリアルさがある。

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posted by さとる at 23:13| 日記

2007年09月14日

鈍行の旅だから見えてくるもの[後編]

 各駅停車の普通列車で仙台を往復する「旅」の報告を続ける。

 普通列車は、沿線の自然や生活に、少なくとも新幹線よりは「さわれ」そうになる。手を伸ばしたら届きそうなくらいに木の枝が線路に向かって伸びているところがあるし、ゆっくり走る中で、一軒一軒の家の生活を想像してみる余裕が出る。

 人の住むところごとに停まって、仙台行きの列車は原ノ町へ着く。

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posted by さとる at 23:10| 日記

2007年09月13日

鈍行の旅だから見えてくるもの[前編]

 新幹線に長距離乗っても「旅」をしている気分にならない。東京都内へ電車に乗って仕事に行く(私は千葉県の東京寄りに在住)のと感覚的には大差ない。新幹線では、景色はほとんど見えないし、見えても速く飛び去るし、防音壁が車内と外界とをきっぱり隔てているからだ。

 そこで、仙台に用事ができ、やっとつかの間の余裕が出来たのをいいことに、かねてからしたかった「旅」を試みた。各駅停車の普通列車で仙台を往復するのだ。パソコンソフト「乗換案内」も意外と役に立たない。仙台までのルート検索を指示しても、私が望む新幹線経由でないルートはすぐ出てこない。

 何しろ東京近郊から仙台までの直通普通列車などもちろんなく、ぶつ切りにされているので、区間ごとにバラバラに調べ、何とか、行きの「常磐線」ルートは、…→柏→水戸→いわき→(原ノ町)→仙台、帰りの「東北本線」ルートは、仙台→福島→黒磯→宇都宮→栗橋→東武線→…、というコースを組んだ。どちらも7時間、約5800円。

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posted by さとる at 21:10| 日記

2007年07月28日

『スシ王子』がかなり面白い

 テレビ朝日系ドラマ『スシ王子』が、めっちゃ面白かった。


 何しろストーリーが「荒唐無稽」「破天荒」「無茶苦茶」。ここまで徹底すると、迫力が生まれるほど。例えば、スシを握る時に「気」を込めることが「自然流琉球唐手」の極意で、その師匠・武留守リリーの身体をマッサージする中にすごいテクニックが秘められていたりする。

 主人公のキャラもしっかり立っていて、名前からして米寿司(まいず・つかさ)。番組の始まりも、彼がチンピラにからまれた女性を助けようとして逆に女性に助けられる、という「お約束」から。寝ているとヤギに起こされ、小さい頃のトラウマで魚と目を合わせるとものすごいパワーを発揮する。「お前なんか握ってやる!」。

 セリフも軽妙で、「自然流琉球唐手」の師匠・武留守リリーが米寿司の指導を兄弟子に任せる時「アレをナニして」と言うと「わかりました、アレをナニします」。たまらないコミカルさだ。人をおとしめて笑いをとるバラエティ番組ばかり見せられている身には、時に古くさいとさえ思えるギャグが、心地よく安心して笑える。


 ドラマのテンポも小気味よく、最近のテレビドラマにありがちなだらけたショットがなく引きしまっている。展開がスピーディでもストーリーはわかりやすい。

 おまけに沖縄の宮古島が舞台になっているのだけれど、チンピラを擁して地上げをしながら、自然を破壊してリゾート開発をしようとしている一味がいて、明らかにこのグループをやっつける「水戸黄門」的ストーリーに展開していきそうで、この「お約束」も楽しみに観ていられる。


 主演の堂本光一を始め、武留守リリー役の平良とみや兄弟子の山下真司など、演じるメンバーも活き活きとしていて、楽しそうにドラマの世界に入っている。


 私は見ていて『ひょっこりひょうたん島』を思いだしてしまった。もうどう考えてもありえない、リアルではない設定や展開、でもそれを面白がっているうちに何かが伝わってくる。人間が見えてくる。この『スシ王子』にも、それに通じるものを感じた。

 ドラマの面白さのひとつは、非現実の世界を作りあげ、さらにそこにデフォルメされた人間を描くことで現実を浮かび上がらせることにある。その意味で中途半端なドラマが多い中、徹底して「非現実」と「デフォルメ」に満たされている『スシ王子』が楽しみだ。
posted by さとる at 21:20| 日記

2007年07月19日

『ひょうたん島』のキャラクターたちからのメッセージ

 私が『ひょっこりひょうたん島』というテレビ人形劇に出会ってから、もう40年以上が経ちました。[番組と私のかかわりについてはこちらから

 どんなにケンカをしようと、どんなに孤独を気どってみても、人は人の中で生きていくっきゃないことのしんどさと楽しさを、徹底的にリアルに教えてくれたのがこの番組でした。

 人をおとしめて、人に「勝つ」ことでしか自己確認ができなくなっている現代に、『ひょうたん島』のキャラクターたちからのメッセージは、いっそう輝きをましています。


 その『ひょうたん島』のキャラクターを支える人形を造形した片岡昌(かたおか・あきら)さんの人形展が、『ひょうたん島』資料館を市民の手でつくり、『ひょうたん島』を通じた温かい街おこしをしようとしている静岡県沼津市で開かれます。

 『ひょうたん島』だけではなく、人形劇団ひとみ座の過去のほとんどの人形を製作してきて、今も人間の本質をぐさりと切り取った、見事な造形表現をしている片岡さんの人形の数々をぜひ見てください。その圧倒的な存在感と思い切ったデフォルメ(誇張)から、何かを感じるはずです。

 7月22日には、資料館づくりをお手伝いしている私と片岡さんのトークライブもありますので、お近くの方はぜひご参加下さい! 片岡さんの穏やかでしかし魂のこもった語り口は必聴です!


沼津御用邸記念公園・夏休み特別企画 片岡昌人形展
 〜ひょっこりひょうたん島の世界ほか〜
日時:7月21日(土)〜8月31日(金) 9時〜16時30分[無休]
場所沼津御用邸記念公園 西附属邸(静岡県沼津市)

《関連イベント》
片岡昌さんによる人形解説&片岡さんと伊藤悟のトークライブ
7月22日(日)
13時 片岡さんによる人形の説明(記念公園 西付属邸)
13時30分〜15時 片岡さんと伊藤の座談会
「ひょっこりひょうたん島から人形劇の魅力を探る」(新主馬:沼津御用邸本邸跡)

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posted by さとる at 23:17| 日記