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2007年11月12日

w-inds.「Beautiful Life」の自在さ

 人間はどんどん変わっていく部分と、変わらずに「自分らしさ」としてできるだけキープしていきたい部分の両方を持っている。両者は一部が入れ替わったり、だぶったり、期間限定だったり、複雑なのだけれど、w-inds. は成長という変化をとげながらも、頑固に w-inds. らしさを失わずにここまで来た。

 それは、常に曲そのものに現れていて、ひたむきに楽曲を歌と身体で表現し、いろんな人生のワンシーンを、本気で全力で手を決して抜かずに伝えようとしていることだ。[やっと CD が届いてしっかり聴くことができました→経緯はこちら


 「Beautiful Life」は、「Tu-ru-tu-tu-ru-tu-tu-ru」というとても難しい言葉で始まる。リズムを体現する言葉であるがゆえに、どのように気持ちを込めるか、実はとても難しい。

 それを w-inds. の3人は、鍛え抜いてきたハーモニーで鮮やかに軽快に入っていく。巧みだ。

 そして、これまた歌いこなすのが難しい、イントロに続くやや渋めのメロディにすっと溶け込むように入っていく。しっとりと哀愁さえ漂わせて慶太のヴォーカルが響き渡り、涼平と龍一がさりげなくしかしなくてはならない w-inds. の声としてからんでいく。


 曲の時間が3分台という最近のヒット曲としては短いがゆえに、その中に濃縮して込められた「ドラマ」は、私たちの心に、気持ち良くかつ正確に届く。

 ジャケットや PV を観ても、微妙に「渋く」なった感じがする。「大人」としての余裕が出てきたといってもいい。それでもひたすら元気でハートは抜群に若い。

 これまたその両面があるからこそ、「僕」も「君」も「現在(いま)」の「ありのままの」自分を受け入れ、そして相手に対しても「ありのまま」に受け入れる、なんて歌詞がリアリティを持って迫ってくる。


 カップリングの「Space Driver」「I'm a Man」も、宇宙を舞台にした窮地からの脱出と、ライバルを意識して強がる男の子を歌って、w-inds. らしく、迷いながらも力強い選択をしていく生き方を、惜しげもなく表現力を全開にして、歌いあげる。難しい曲調を苦もなく歌いこなしていて舌を巻く。


 いや、ホント、うまいんだから。ハートもソウルも決まってるんだから。もっともっと w-inds. が評価されなくちゃダメなんだから。「Beautiful Life」が初めてのテレビ主題歌だなんて(テレビ朝日系「オトコの子育て」)、ホントは「今までどうしてなかったの?」って突っ込みを入れたくなることがらなんだから。なんだから、って言わないでいいようにしたいんだから。応援あるのみ!

posted by さとる at 23:15| w-inds.