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2007年08月15日

ライブハウスに BRUG を聴きに行く夏

 8月14日夜、東京は秋葉原にあるライブハウス「PAGODA」に、お気に入りのデュオ BRUG(ブルグ)のライブを聴きに行った。対バンはすべてソロのシンガーソングライターで、女性1人と男性3人。そのうちのひとりの CD 発売を記念してのライブだ[BRUG についてはこちらの記事を参照]。


 私は常日頃から、レコード会社&プロダクションが「無難に」当てることばかりを考えているので、J-POP のメロディやアレンジのパターンが似通って来ていて、斬新あるいは実験的な曲がヒットしにくくなっている、と感じている。

 だから粗削りながら、がむしゃらに自分の音楽を表現しようとしている20歳前後のアーティスト(の卵)のテンションの高いパフォーマンスを次々見せられると、とっても新鮮に感じ、ヒットチャートを聴いているより楽しいのではないかとさえ思った。


 新しい可能性に触れるのは、それだけでこちらも気持ちが高ぶる。BRUG も前回同様、ふたりが作り出す雰囲気が心地よかった。大げさに言えば「愛の波動」が届くのである。友一郎のギターと一樹のヴォーカルは、人が生きてるぞ、と宣言するのに等しい迫力を持って迫ってくる。

 もちろんまだまだ「未完成」なのだけれど、ここがあーなって、あそこをちょっとこうすれば、なんて考えていくと「未来形」が想像できる期待が持てるふたりであるところが楽しい。特にメロディとアレンジに、親しみやすさと温かさと将来性を感じる。変にプロっぽくなろうとせず、自然体で成長していってほしいなぁ。


 なんだか、ライブハウス通いにはまりそうでこわい。今回は、BLUG 以外でも個性派ぞろいで、みんな人間の内面や恋愛や生き方を真剣に考えて自己表現しているところがすがすがしかった。

 欲張ったことを言えば、メジャーも含めてなのだけれど、反抗・風刺精神を持ったバンドやシンガーが少ないのが寂しい。それ以前に自分自身を見つめ直さざるを得ない現代の反映であるから仕方ないのかもしれないけれど。


 この猛暑とは違った、人肌から伝わってくる「暑さ」を感じ、ライブハウスが新しい音楽の発進地であり続けていることがうれしい真夏の夜だった。
posted by さとる at 01:28| BRUG