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2011年05月21日

[5月14日の日記]放射性物質は、そこにも、あそこにも

[5月14日]

 下の画像のデータを見てほしい(クリックすると大きくなります)。

 これは、放射性物質のヨウ素131が、3月25日現在、福島第1原子力発電所の事故以来、どのくらい東日本の地面にたまっているかの推計値である。

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 ちょっと見るだけで、放射性物質は、福島周辺だけでなく、かなり広範囲に散らばっていることがわかる。それも、3月25日でこの値だから、現在はもっとたまっている可能性もある。これって、新聞のトップ記事にしてもいいくらいのデータなのではないだろうか。

 ところが、このデータは、文部科学省が5月10日に、ひっそりと、本当にひっそりと発表したものだ。このデータを探すのも大変で、「文部科学省」のサイトへ行き、「東日本大震災関連情報」をクリックし、その中に「放射線量等分布マップ等」なる項目を探し、さらに「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)等による計算結果」の「3月25日」をクリックしてやっと、この図を含む、pdf. にたどりつく。これを探せる人はまれと言っても過言ではない。私も、「中鬼と大鬼」さんのブログを見て初めて知ったくらいだから(ありがとうございます!)。

 こんな重要なデータ、トップページにリンク張れっ! 「迅速」に「予測」するシステムなのだから、5月14日の予測も出せっ! 実際に福島周辺だけでなく、日本中できちんと放射性物質が今どのくらい蓄積されているか、「推計」でなく「実測」で明らかにしろ!

 福島第1原子力発電所の1号機も、結局事故当初からメルトダウン(原子炉の中心部=炉心にある核燃料が溶けてしまった状態)していたことが明らかになった。しかしこれまでずっと、「メルトダウン」はしていないと、政府も東京電力も言い続けてきた。メディアも、このことや上のデータについて、まったく追及しない。

 こんな状態で、情報も隠し、ウソもつかれては、信用することなんてとうていできなくなる。それこそが逆に「パニック」を呼ぶ(何が信頼できる情報かわからなくなるから)ことになる。もうすでに、首都圏には、かなりの放射性物質が蓄積されている、と考えざるをえなくなる。はい、自己防衛を真剣に考えてます!
posted by さとる at 15:00| 原子力発電