▼今日の日記は、リアルタイム、つまり今日書いたものです。
被災地の避難所での生活を続けている人はもちろん、この地震・津波・原子力発電所事故などで、何らかの被害や不利益や精神的衝撃を受け、それを乗り越えようと「がんばっている」人はたくさんいる。いや、もう「がんばら」ざるを得ずに、限界ぎりぎりまで「がんばって」いる人がほとんどだと思う。
そんな時に「がんばろうニッポン」とか「頑張れ! 東日本」なんて言われても、どこかそらぞらしいものを感じてしまう。これ以上、どうがんばれと言うのか。せめて「共に生きよう」と言ってほしい。「押しつけがましさ」がメディアにあふれる中で、サントリー(個人的にこの企業をどう思うかは別として)が震災後に作ったCMは、「素敵だ」と感じる。
71人の名のある人たち(と書くのは、ミュージシャンだけでなく、俳優、お笑い、スポーツマン、マンガ家とその幅がとんでもなく広いから)が次々と出てきて、「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」を歌い継いでいく。組み合わせと長さ(30秒と60秒)を変えて、バージョンは29もある。
これがまた、心に染み入る。それぞれの歌い手が、一人ひとりそれぞれの気持ちを込めて歌っているのが伝わってくる。短いフレーズにも、それぞれのキャラクターがにじみ出る。この震災について想いをめぐらしながら歌っていると感じられる人も多い。
今回の大災害をきっかけに、それぞれが持っている価値観や人生観や生き方が揺さぶられている。歌っている人たちの中には温度差があるかもしれないが、歌の力は大きい。下手なメッセージよりも、歌を聴き、歌い手の表現を感じようとすれば、気持ちは落ち着き、自分を内省したくなってくる。
説明はやぼかな。下のリンクをクリックして、CMをまず聴いてみてほしい。サントリーのサイト(←クリックで飛べます)でも聴けるけれど、ゆーつべの方がラクに聴ける。しかしこのゆーつべ、ことYouTube、本当にいろいろな音源がアップされていて便利だ。Part4 までクリックすれば、29バージョンすべてが聴けます。
Part 1
http://www.youtube.com/watch?v=cewOjd2DxK4
Part 2
http://www.youtube.com/watch?v=VCWDjeAvhJY
Part 3
http://www.youtube.com/watch?v=gYHbQRqCLDU
Part 4
http://www.youtube.com/watch?v=-z0GPBTQ6oI
2011年05月16日
「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」のちから(今日の日記はリアルタイムです)
posted by さとる at 15:03| 私を支える歌