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2010年03月22日

温かく包み込んで支えをくれる鹿嶋敏行ライブへ行こう!

 時は昨年の8月。東京は下北沢のタウンホールで行なわれた、LGBT音楽祭。鹿嶋敏行さんが登場した。鹿嶋さんのことは、だいぶ前から知っていた。何年も前に「すこたんソーシャルサービス」のイベントに来てくれて、それからずっとライブの案内をまめに送ってくれていたのだけれど、なかなか行く機会がなくついついそのまま放置状態にしていた私だった。


 そんなメールも途絶えて後の再会。私は、鹿嶋さんのライブへ行かなかったことを心から悔いた。なんというヴォーカルだろう。なんという声質だろう。なんという世界だろう。


 鹿嶋さんは、決してのどだけではなく、身体全体から声を出している。つま先から指先や髪の毛に至るまで、全身にリズムとメロディが託されて私たちに迫ってくる。それぞれの歌の解釈に並々ならぬ時間をかけているそうで、その「歌」が伝えたいものを、しっかりと鹿嶋さんの世界の中で再構成し、鹿嶋さんが伝えたいこととして、縁取りが明瞭な曲として、私たちに届けてくれる。

 美輪明宏の「ヨイトマケの唄」のカバーはとりわけ圧巻だった。長い歌に対して、感情過多にはらず、でもきっちりとものすごいエネルギーを秘めた想いがぐいぐい私の身体の中にはいってくる。すごすぎる。ゲイとしてカミングアウトした日本最初の有名人、といってもいい美輪さん自身の想いまで、そして鹿嶋さんのトランスジェンダーとしての生き様まで、押しつけがましくなく、しかし確実に私の心に姿を描いてくれる。


 「歌」と歌う身体に圧倒されたのは久しぶりのことだった。いっしょにいった友だちふたりも、同じ想いだった。そのひとりが言った。「鹿嶋さんのライブをやりませんか」。

 LGBT音楽祭が終わったあと、鹿嶋さんをつかまえて挨拶をした。「すこたんソーシャルサービス」のイベントのことは覚えているどころか、そこでできた友だちとは、今も交流があるという、またそのことに感謝もしているという。そんな縁が再びつながった。

 「すこたんソーシャルサービス」のスタッフは、総力を挙げて準備して、鹿嶋さんのライブをやることになった。それが今週末、3月27日にある。ぜひ癒されもする鹿嶋さんの世界に触れに来てほしい!(場所・時間はこちらから

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 《内容》
第1部 鹿嶋敏行ライブ
美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」、シンディ・ローパーの「True Colors」ミュージカル「レント」の主題歌など、 LGBTにパワーを与えてくれる歌を中心に、唱歌やシャンソンや、そしてもちろん鹿嶋さんのオリジナルも含めて、広範囲に多彩に広がる鹿嶋さんの音楽世界が、あなたを優しく包んでくれます。

第2部 鹿嶋さんと交流会
鹿嶋さんやすこたんのスタッフとともに、ドリンク片手に楽しく話ができます。新しいつながりを作るチャンスです!

 《申し込み》
「すこたんソーシャルサービス」伊藤あてに申し込んでください。
info★sukotan.com
上記アドレスの「★」を「@」に変えてメールしてください。


▼プロフィール
鹿嶋敏行 Kajima Toshiyuki
ボーカリスト。都内でマイペースにライブ活動を展開中。1977年生まれ。トランス・ジェンダー。父は清元の三味線奏者。幼い頃から、絵や音楽に興味を示す。十代の頃に図書館で借りたビリー・ホリデイのアルバムを聴いてジャズ及び欧米の音楽の魅力にはまる。都内のいくつかのジャズのセッションを経験した後、2000年から本格的にライブ活動を開始。レパートリーはオリジナルの他、ジャズ・スタンダード、ミュージカル・ナンバー、欧米のフォーク、ロック、ポップスの名曲、日本の童謡唱歌、民謡、戦前・戦後の歌謡曲、シャンソン、70年代カバーポップス……と、多岐に渡る。そのときそのとき、まさに「今」己が心の求める曲を、独自の視点とアプローチで歌うワン・アンド・オンリーの歌世界。ライフワークとしてビリー・ホリデイやエディット・ピアフのトリビュート・ライブも展開している。
2009年夏、「LGBT音楽祭」に出演。現在、下北沢BIG MOUTHに毎月出演中。
カジマブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world

★こちらから鹿嶋さんの歌を聴くことができます!
http://www.myspace.com/kajimarlkingdom

▼鹿嶋さんからのメッセージ
 「私が一人の歌い手として表現をするとき、私のセクシュアリティーは決して私の音楽に無縁ではありません。それどころか、常々私はこの、生まれ持った私自身のセクシュアリティーをなにかしらのかたちで音楽に昇華してみたいとさえ思っていました。今回のイベントがその完成形であるとは言えないかもしれません。しかし、すこたんソーシャルサービスのみなさんと作り上げるこのひとときは、間違いなく私の音楽にとって大きなステップになるはずなのです。願わくば、みなさんにとっても有意義な、音楽に満ちたひとときとなりますように!」
posted by さとる at 02:32| 私を支える歌