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2009年05月15日

w-inds.「Rain Is Fallin'/HYBRID DREAM」の鋭い切れ味

 w-inds. の新曲、まず「Rain Is Fallin'」。聴き始めてすぐ、音と声と(そしてたぶんダンスと〜まだ PV を見ていない)の心地よい絡み合いに、心をグッとつかまれる。


 何だかものすごく「切れ味」がいい。身体に強烈だけど不思議と「さわやかな」リズムが、すーっと抵抗なく入ってくる。何だろうこの軽やかさは。少しなつかしい感じがするバックのシンセの音にすごく心安らぐ。

 この曲は歴史的なコラボレーションが行われている。韓国の人気グループ BIGBANG のメンバーである G-DRAGON がラッパーとして参加しているのだ。こんな形でアジアの音楽文化がつながっていくことが、どんなに素敵なことか。

 そんな刺激もあってか、メンバーたちのヴォーカル&ハーモニーにも、微妙な緊張感が漂い、それがぞくぞくするグルーブになって、曲全体を包んでいる。今まで以上に、全ての要素が絶妙なバランスをとって融合していて、ポップで深い楽曲が誕生した感がある。


 新曲4曲構成になっている通常盤を買ったのだけれど、「Rain Is Fallin'」の爽快さは、全曲に共通している。ラップ部分が多い構成もあって、聴いていていい意味で緊迫感を感じる。

 かんでもおかしくない言葉があふれる歌詞(だからこそ新鮮)、自在に動くウェーブのようなメロディ。乗り遅れるとダサくなる難しい曲だから、パフォーマンスする時の「緊迫感」が逆に活きて、熟成されたワインのような R&B/Hip-Hop になっている。

 歌詞の内容も、かなり経験を積んでこそ体感するような「恋愛感覚」を歌っている。言いかえれば、読みようによっては、なかなかにあぶない。「君は僕の上司(ボス) 存在は近くて…遠く」(「You are...」)とか「決定権を委ねれば…不利な形勢 せいぜい機嫌を取れば それは逆効果で」(「Upside Down」)とか。


 とりわけ「Upside Down」のラップは、日本語の単語の選び方が秀逸で、自分も口に出したら気持ちよさそうだな、と思わせるくらいシャープで小気味よくリズミカルな仕上がりになっている。

 「You are...」は、w-inds. 流ヒップホップの総決算といってもいい完成度の高い曲で、コーラスワークも抜群、難しいラップとテーマを見事に表現しきっていて、w-inds. の音楽レベルの高さを改めてしみじみと味わえる。もう1曲の「HYBRID DREAM」も、よくまとまったなじみやすい曲。


 そしてお決まりのことだけれど、こんなレベルの高いナンバーたちが、テレビではほとんど紹介されない。そのナゾの詮索はもう答が出きっているのだけれど、芸能界/音楽業界も、経済不況の前に変わらざるを得なくなりつつあることも確かだ。

 そんな中で、いま注目を浴びているサイト「署名TV」(「想いを伝え、社会を変える」というスローガンのサイトで、さまざまな「要求」が署名という形で意思表示されており、その範囲は政治から文化まで広い)に、w-inds. 関連の署名プロジェクトが出ている。

 「ミュージックステーションにw-inds.を出演させてください」。私も思わず署名してしまった。サイトは「こちら」から。このサイトは信頼される運営がされており、ひとつのアピールにはじゅうぶんなると思う。


posted by さとる at 00:00| w-inds.