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2008年11月13日

コメディアン関ジャニ∞「無責任ヒーロー」PVのとてつもない楽しさ

 今回の関ジャニ∞のシングル「無責任ヒーロー」への私のはまりようは尋常ではなく、気が付くとこの曲を口ずさんでいるし、頭の中でも曲が勝手に歌われているし、どんなに夜ふかししても「無責任ヒーロー」のPVを観ないと寝られなくなっているほどだ。


 そのPVだけれども、個人的には今まででいちばん好きだ。さりげなくストーリー性があるから、何度観ていても飽きないし、音楽と画像のシンクロ度がきわめて高くてそれがまた見事にはまっている。

 メンバーのキャラクターもじゅうにぶんに活かされていて、関ジャニ∞を初めて見るひとでもそれぞれの個性を感じることができ、名前を覚えるきっかけにさえなるかもしれない。


 舞台はとある企業。まずは配役。
 ▽横山裕→社長
 ▽村上信五→部長
 ▽錦戸亮→アカウントエグゼクティブスペシャルプランナー
 ▽渋谷すばる→課長
 ▽安田章大→新入社員
 ▽大倉忠義→窓際族
 ▽丸山隆平→清掃担当[胸に付けた役職名が小さくて読めず]


 ▼社長は、脚を机に投げ出すなど「社長然」としていて、意味のないポーズをつけながら紙コップのコーヒーを飲んだりする。
 ▼部長は、受話器を複数手に持ちながら、いつも電話に出ていて、何度も社員に「檄」を飛ばしている。
 ▼アカウント……は、妙に手先や格好に気を配って決めのポーズをとりたがり、いつも忙しそうに最先端(らしい?)仕事をしている。
 ▼課長は、なぜかだるまを持って走って来たりし、怪しげな雑誌をにやにや読んでいるかと思いきや後半に、それがかわいいペットの写真集だとわかる。
 ▼新入社員は、ちょっとおどおどしていて、カメラの前を横切ってカメラにおわびしたかと思うと、大事なツボを割ってしまったりする。
 ▼窓際族は、お菓子を食べ続けているか、寝ているかで全く仕事をしていない。笑顔だけは明るい。
 ▼清掃担当は、ほうきで遊んでいたりのはしゃぎぶりだが、最後に眼鏡をかけてヘンシンして政治家に立候補する。
 →これは今どきの企業ならどこでも「ありがちな」タイプを網羅している感じだ。


 はい、これだけの内容が、目まぐるしいくらいに交錯して出てくるわけだから、それを追っていくだけでテンションが上がる。けっこう短いシーンにも意味があって、その連続にとまどうけれど(何度も観ていると小さい仕掛けを発見してうれしくなる)、テンポがいいからその展開もよくわかって、それぞれの社員の変化を楽しむことができる。

 まあそれにしてもメンバーが楽しそうにやっていること。各シーンごとにたくさんの面白い表情を楽しむことができる。役を演じているのだけれども、それぞれのリアルなキャラもにじみ出ていて想像力をはたらかせるとさらに楽しくなる。


 ある企業の営業部の中で、躍りまくるシーンと、ドラマ仕立ての部分とが交互に出てくる。1960年代の超人気コミックバンド、ハナ肇とクレージーキャッツのサラリーマンをテーマにした大ヒット映画を思い出させる。

 それもそのはずで、ハナ肇とクレージーキャッツの映画には「ニッポン無責任時代」「ニッポン無責任野郎」「無責任遊侠伝」等のタイトルが付けられたものがあり、「無責任シリーズ」とも呼ばれたからだ。今回のシングルは、明らかにこれを意識しているというわけだ。このシリーズでは、喜劇仕立ての中にさらりと、サラリーマンがいろいろなことにしばられずのびのびと生きようとしていく様が描かれていた。

 だから関ジャニ∞のメンバーたちも、企業の中で一人ひとり「歯車」にならず、自分らしさを主張している。窓際族でもやっていけるし、脱サラして(政治家もあり!)もいいし、出世したからエライというわけでもないし、さりげなく一般的な価値観を疑っているように思える。


 もしかして、関ジャニ∞初のメッセージビデオ、なんて言いたくもなるのだけれど、とにかく最高に楽しめるビデオであることに断固間違いはない。[こちらからなにげに観られます

 
今こそ 8→1


posted by さとる at 23:50| 関ジャニ∞