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2008年11月12日

電車の中で消耗するこころたち

 最近電車に乗っているだけで心が消耗することが多い。とにかくマナーが悪い。こう書くと「今どきの若いものは……」と続くのだろうと予想した人は甘い。年齢、性別その他を問わず、マナーのひどさは特定の人にかたよらない。


 少し詰めれば一人分座れるスペースができるのに、全く詰める気配がない。座席でゲームやパソコン(!)をしている人の隣りにいて、ちょっと電車の揺れなどで触れただけで身がすくむほどにらまれる。女性が横にいる時は、座席でも立っていても、ほんの少し接近しただけで、痴漢をしたかのようにイヤな顔をされる。


 駅もこわい。電車から降りてエスカレーターに殺到する時のすさまじい、今にも突き飛ばされそうな人々の勢い。前の人の群れなどおかまいなしに「暴走」してくる急ぎの乗客。私は駅で、なるべく線路よりを歩かないようにしている。突き飛ばされて落ちるかもしれないからだ。

 並んで電車を待っているのに、平然と無視して横から乗り込み、さらに車内でも、まさに座ろうかとしている人を押しのけてずるく席に滑り込む。並んで待っている時も先頭の場合、ホームから突き落とされないように絶えず周囲に気を配っている。大げさという人がいるかもしれないが、それほど首都圏の駅や電車には殺伐とした「気」があふれているのだ。


 極め付けは携帯電話だ。シルバーシートで電源を切らなくてもペースメーカー等に影響はない、という説が出ているなんて議論をしている以前の問題で、どんな席だろうと、着信音は鳴り、平気で話し始める人ばかりだ。

 それでも小声で「今電車の中だから後で」とかひとことふたことで用件を済ましている人はまだいい。堂々と大声で会話をされると、本当にうるさい。この事例に関しては中年が圧倒的に多い。

 iPod などからもれる音も、どでかくないだけに逆に気になってしまう程度の大きさなので困る。そうだ、それ以前にものすごい大声でおしゃべりされるのにもまいる。本も読めないくらいの時がある。


 この程度のことに目くじらを立てない方が、と自分でも思う。とはいえ電車で都内を往復すると、心も身体もぐったりしてしまうことは確かだ。移動をしている人たちに「余裕」が全くなくなっている気がしてならない。

 たまにはゆっくり行こうとか、周りの人に気を配り譲り合い助け合うとか、少しでも駅や電車を快適な空間にしようとか、そんなことはまず考えられない気分になっているのではないだろうか。そんな「気」に毎日さらされている人ばかりで、だいじょうぶか、この国。

posted by さとる at 17:22| 理不尽なこと