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2008年09月26日

渋谷すばると FiVe の元気もりもりライブ[前編]

 偶然というのは時として素敵なドラマを演出してくれる。関ジャニ∞のメンバーのひとりである渋谷すばるの「渋谷すばる with FiVe LIVE 2008」ライブに行きたかったのだけれど、ちょうどその時期はもっとも忙しい時期。チケットを買うのをあきらめた。


 ところが、そのライブ期間中の9月25日が、いろいろな都合と予定変更が重なり合って、夜の仕事がなくなった。それが決まったとたんに、Y さんからメール。いっしょに渋谷すばるのライブに行く予定の相手が急に行けなくなったので、どうですか、というお誘い。ソッコーで OK した。

 Y さんは「オリコンブログ」時代から私のブログを読んでくれていた方。こんな「縁」で結ばれたライブが楽しくならないはずがない。東京はお台場へと、いそいそと出かけた。


 ジャニーズ事務所がお台場に作った特設会場。3500人収容だけれど、円形のステージを取り巻くようにぎりぎりまで席が配置されているので、ステージと観客席の距離感が薄く、一体感は抜群だ。

 渋谷すばると共演の FiVe はジャニーズ・ジュニアの4人組バンド。今回は5人合わせて「Flat Five Flowers」というバンド名が付けられている。私はライブ後に「共演」なんてイメージがなんて狭かったかを思い知ることになる。


 いきなり総立ちで、骨太のロックが始まる。もう2〜3曲聴いただけで、「Flat Five Flowers」が完全にひとつのバンドとしてロックをやっていることに驚く。正直、渋谷すばるというヴォーカリストのヴォーカルを聴かせるライブだと勝手に決め込んでいたので、5人のコンビネーションの素晴らしさにもまたびっくりする。


 陽気なロックバンドだ。メンバーたちの個性がじゅうぶんに打ち出されるように、演奏の合間にそれぞれのソロ演奏がはさまれたり、一人ひとりのコメントが入った曲があったり、もうバンドメンバーがはっちゃけている。

 ライブ中盤にアコースティックコーナーがあるものの、全体を通して、けっこう練られた音に乗って、「もっと上!」「まだ行ける!」とオーディエンスのテンションをあおっていく。

 何しろメンバーたちが音楽を心から楽しんでいて、会場も一体感を持ちやすいし、「ここにいるみんなは家族だ!」とすばるがあおるし、どんどん気分が高揚していくばかりだ。


 そしてそんな中でも、渋谷すばるは、やはり才能+努力で磨かれたヴォーカルを披露していく。彼の声、という芯があるから、どんな曲をやっても決してはずれることがない。高いレベルの音が彼をもり立てるように付いてくる。

 すばるの声、特に高温域は信じられないくらい安定している。音程をはずすのではないか、なんて心配が全く無用なので、安心しきって身体を彼のヴォーカルに委ねて「酔う」ことができる。

 その上、彼の発声とリズム感の多様さもまた見事だ。ちょっとふざけてみたり、抒情的になってみたり、ヒップホップか R&B かという「ノリ」を見せてくれたり、千変万化、というのは彼のためにある言葉だと思ってしまう。


 圧巻は、ブルージーなバラードにアレンジした「ワッハッハー」(関ジャニ∞の最新ヒット曲)。この時のギターもすごかったけれど、それに乗せてすばるの声とリズムが、曲の中で何回も巧みに変調する。

 「間」をあえて長く置いてみたり、テンポを微妙に変化させてみたり、多彩な「渋谷すばる」をたっぷり見せてくれる。歌い方を少しずつメロディにあわせて変えるけれども、ちゃんとひとつのまとまったヴォーカルとして、最後まで聴かせてくれる。

 この曲以外にも、バラードはこの上なく美しく、ロックは頼もしいばかりに力強く、これでもかと彼のヴォーカルを堪能できてうれしい。


 ロックバンドは、プロもアマチュアもみんなに言えることだが、ヴォーカルが弱いと、音に声が負けてしまって、歌詞は聴き取れないし、曲そのものに存在感がなくなってしまう。

 ところが、すばるの声は周りの4人が出す音たちに負けない「力」を持っているので、いつも自己主張をしている。それも周りの音と競う形ではなく、融合する形で。だから、バンドが伝えたいことが、しっかりと私たちのハートをつかむ。


 長くなるので力尽きました、後半は明日に。

posted by さとる at 23:45| 関ジャニ∞