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2008年09月25日

「好きなものは好き」と言える勇気、そして……

 インターネットはある種の「魔界」である。匿名の力というのは果てしない。それを自分が言われたら、立ち直れないかもしれないような言葉を平気で投げつける人がたくさんいる。


 w-inds. のライブのリハーサル中、メンバーのひとり、緒方龍一がケガをした。それでもステージに立つべきかどうか、で意見が分かれるところまではわかる。しかしケガをした人間に対して、中傷する人がいるのは信じられない。


 どんな音楽が自分の波長に合うか、どんなタレントを好きになるか、それは人それぞれであり、「どうして?」と尋ねられても答えられないことも多い。説明できないことの方が多い。

 それなのに人の好き嫌いに議論をふっかけてくる人もいる。私も「伊藤さんともあろう者が○○を好きだなんてけしからん」というメールやコメントを何度ももらう。あるアーティストが好きかどうかを倫理的に判断するなんてできるのだろうか。

 男性で男性アイドルがいい、というのもなかなかに言いづらい。ライバル同士のアーティストの両方をほめると怒られる。それでも私は、槙原敬之の歌を信じて「好きなものは好き」と言える勇気を持ち続けたいし、そう言える環境を整えていくことに力をつくしたいと思う。


 しかし最近はそれに別の項目を付け加える必要が出てきた。「嫌いだからといってそのホンネをまき散らしていいものではない」。

 嫌いとなると徹底的に叩く。ありえない汚いことばやひぼうを投げつける。同じグループの中でさえそれが起こる。そうしたらそのメンバーがそのグループに所属している、という事実はどうなるのか。

 「好きなものは好き」と言えると同時に「嫌いでも、好きな人たちのことを考えて配慮する」ことをネットマナーとして確立していかなければならない。


 理想論と言われようと、音楽やアーティストが好きだ、というブログやコメントがあふれたインターネットを見てみたい。事務所とか力関係とか年齢とか性別とか趣味とかに一切関係なく、自分が好きな音楽やアーティストをリスペクトし、それらが大好きな人もリスペクトし、音楽を楽しむ。そんな心の広さをみんなが持てたら、もっと音楽を楽しめるし、音楽文化も発展するだろう。


 [蛇足]実は今日もあるライブへ行って来ました。めっちゃ楽しく素晴らしいライブでした。帰りが遅かったので詳しくは明日のこの時間までに報告を書きます。東京はお台場でのライブでした。
posted by さとる at 23:49| 音楽の周辺