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2008年07月18日

「燦々ぬまづ大使」と「ひょうたん島がやってきた〜人気人形劇の素顔〜」

 私の住んでいるマンションの一室は、『ひょっこりひょうたん島』(1964年から5年間、NHK で放送された超人気人形劇、90年代にリメイクされ、その再放送が2003年にあった)に関する資料やグッズでいっぱいになっている。


 このコレクションは、他にほとんど『ひょうたん島』の資料が残っていないので(NHK にもないものばかり!)私の趣味を超えて、どこかへ継承して行く責任が生じている。きちんと管理しておかねばならないし、活用もしなければならない。かなり肩に重いものを感じる。


 そのために私は今、静岡県は沼津で奔走している。沼津市には、ひょうたん島に形がそっくりな陸繋島(河が運ぶ土砂で陸続きになった島)・牛臥山があり、いくつかのスポットに立つと、富士山のふもとにひょうたん島が漂着しているように見えて「絶景」である。

 すでに5年近く、地元の人と、沼津市に展望台と資料館を作り、『ひょうたん島』で街おこしをしようと、地道な活動を続けている。ここに私の全ての資料を託して、多くの人に見てもらい、『ひょうたん島』のすばらしさを知ってもらう夢は現実に一歩一歩近づいている。


 その活動が評価されて、沼津市から6月18日、第18期「燦々(さんさん)ぬまづ大使」に任命された。

 「燦々ぬまづ大使」は、沼津に関する情報を発信してPRしてもらうために、各界で活躍する沼津にゆかりのある人たちに依頼するもので、三國連太郎さん、山田邦子さん、山本富士子さん、角松敏生さん、森進一さん、渡辺香津美さん、筑紫哲也さん、大岡信さんなど毎回多彩な人が選ばれている。

 実は2年前の第16期の大使にも選ばれており(任期は2年)、再任になる。1期で終わりだと思い込んでいたので、市から連絡があった時はめっちゃ驚いて、そしてとてもうれしかった。ちなみに今年認証された大使は私のほか、阿部秀樹さん(水中写真家)、原田眞人さん(映画監督・俳優)、益田祐美子さん(映像プロデューサー)、渡瀬恒彦さん(俳優)の計5人。
沼津市の公式サイトにもこの情報が載っています。ここからクリックして是非ご覧下さい。


 そして資料館の完成を待たずして、私が持っている資料を活用できるだけ活用したい、というのはもちろんのことだ。そのために、神奈川県横浜市にある「放送ライブラリー」がステキな機会を提供してくれた。

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 すでに7月1日から始まって、夏休みいっぱい8月31日まで行われる予定の企画展示「ひょうたん島がやってきた〜人気人形劇の素顔〜」がそれだ。

 昨年、ひとみ座で見つかった当時の人形を写した貴重な写真資料を中心に、物語の詳しい内容の紹介や、番組で使われた人形、ひょうたん島の模型、キャラクター商品などの貴重な資料も展示し、番組上映(オリジナル、リメイク両方)とあわせて「ひょっこりひょうたん島」の世界を見て身体で感じることができる。


 私は小学校5年の時に『ひょうたん島』が始まるやいなやそのとりこになり、ビデオなどない中、もう一度楽しむためだけにせっせと放送の記録をし続けた。セリフからセットからエンドロールから、その全てを書き写して、何度でもその楽しさを味わいたかった。不登校寸前だった少年が、子どもたちが大活躍して自己表現しまくる世界に入り込んで生きたい、という「意地」だった。

 その「伊藤ノート」や、NHK 製作なのに今 NHK には全く残っていない『ひょうたん島』の絵はがきや、写真資料・キャラクターグッズ・台本なども展示されている。

 さらに今回の企画は大盤振る舞い! 8月21日にひとみ座の人形劇「ひょっこりひょうたん島・泣いたトラヒゲの巻」「復刻版・ひょうたん島バラエティー」が2回上演され、8月23日には公開セミナー「ひょっこりひょうたん島の魅力を語る」が行われる。後者では、伊藤悟の司会で、博士の声を担当した中山千夏さん、『ひょうたん島』の人形をデザインして作った片岡昌さん、『ひょうたん島』の原案を考えた当時 NHK のディレクターだった武井博さんがトークライブをくり広げる。ぜひいちど足を運んでください! 詳しくは「こちら」からご覧になれます


 いま求めてもなかなか得られない「共生」……いろんな人がいてよくて、いろんな人どうしケンカも友情も経験しながらいっしょに生きて行く……未来を信じて。『ひょうたん島』にかかわっていると、まだ間に合うのではないか、という気がしてくる。

posted by さとる at 00:03| 日記