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2008年07月17日

w-inds. 最新アルバム「Seventh Ave.」のソウル

 w-inds. の最新アルバム「Seventh Ave.」を聴く時間がやっととれた。アルバムをじっくり聴けるのは仕事へ向かう車の中だけという生活が続いている中で、気持ちがいいアルバムに出会うのはうれしい。


 「Seventh Ave.」全15曲を通して言えるのは、彼ら3人はもう、さまざまなジャンルの音楽のリズムが「身体」にしみ込んで「身体」の一部になってしまっている、ということ。どの曲にも「ソウル」があふれている、と言ってもいい。

 だから3人がダンスしているところが、曲を聴くだけでいとも簡単に目に浮かぶ。今回は地味めのメロディが多い気がするけれど、曲のはしばしに彼ら3人がそれぞれ持っている固有のリズムが満ちていて、曲に印象的なメリハリを作っている。

 「洋楽」的、とも言える。それも、R&B がベースにある感じだ。日本語で歌われていることを意識しないと、英国か米国で発売されたネイティブのアルバムを聴いている感じさえする。英語もうまくなったし。


 その点は歌詞の消化の仕方にも表れている。普通に言っても舌をかみそうな、またどう言い回すかが難しそうなフレーズを、さらりと歌ってのけるところがすごい。特にラップ部分はもう「絶品」と言っていいだろう。

 そんな世界を築けているのは、これまでの彼らの「精進」の反映だと思う。厳しい練習によって「身体」が「音楽」化してきたことは、事実を知らなくても音楽にしっかり表現されている。

 そう言えばタイトルも「7番街」、例えばニューヨークなどを連想させる。洗練された大都会の中でくり広げられる人間のかかわりのドラマが、たっぷりつまっている。


 こうした良さが、J-POP として見られた時には、ちょっぴり弱点になりかねないことが残念だ。つまりベタベタのヒットチューンっぽい楽曲が少ない。「Hand in Hand」の壮大な構成と、平和へのメッセージは、インパクトのあるイントロとともに、シングルカットできそうだけれど、やっぱり「通」好みかなぁ。

 「Beautiful Life」くらい、いやもっとポップな曲をシングルで出してもらって、w-inds. の実力をもっと多くの人に知ってもらう、そんなカンフル剤もほしいな、と思ったりする。


 それにしても w-inds. の活躍はまだまだ認知されていない。そんな問題に真っ向からぶつかって、ファンの意見を言って行こうというサイトがある。「clear letter〜音楽業界の圧力について〜」(←タイトルクリックで飛べます)。「音楽番組にどの事務所のアーチストも出演、共演できる事を願います。いろんな素晴らしい音楽やダンスが日本で本当に多くの人に届いて、多くの人に楽しんでもらえる事を願ってやみません」というポリシーに心から共感する。ぜひこのサイトを見て、小さいながらも声を上げ続けましょう!

posted by さとる at 00:01| w-inds.