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2008年05月31日

シンディ・ローパー復活を素直によろこぶ

 1980年代に大活躍したシンディ・ローパーの久しぶりのオリジナルアルバム『ブリング・ヤー・トゥー・ザ・ブリンク』が発売された。完全なオリジナルアルバムは、実質的に1996年以来12年ぶり、という復活にファンとしてはもう拍手喝采である。


 この12年間、活動を停止していたわけではない。ライブを精力的にこなし、いろいろなプロジェクトにも参加していた。同性愛者の人権擁護など、人権キャンペーンにも熱心に参加している。

 彼女の大ヒット「トゥルー・カラーズ」は「本当のあなた色」つまり自分らしさを失わないで、と静かにしかしものすごい底力を持って歌い上げる、究極のバラードで、同性愛者たちにとっても、自分らしく生きることをサポートしてくれる歌として人気が高かった。もちろん私も大好きだ。


 しかし欧米の音楽シーンは、ここまで彼女にずっと優しいわけではなかった。1996年に5枚目のオリジナル・アルバム『シスターズ・アヴァロン』を出したあと、アンラッキーが続く。

 6枚目のオリジナルアルバム『SHINE』は、所属レコード会社の事情などで発売中止。一部がミニアルバムとして出されたり、日本だけでフルアルバムが発売されたり、ぐちゃぐちゃな展開。

 レコード会社を変わるも、オリジナルではもう勝負できないとされ、出せたのは、カバーアルバムとライブアルバム各1枚。セールスも今ひとつで、ファンとしてはやきもきしていた。


 それでも地道なライブ等が評価され、やっとオリジナルアルバムが発売されたという次第。むっちゃくちゃうれしい。先週米国でドナ・サマーも復活アルバムを出し好成績をあげているので、それに続いてほしいものだ。


 正直、アルバム全体は、今風ダンス・ミュージックで、ちょっと飽きる。彼女の歌のうまさに合ったバラードやロックっぽいものも歌わせてほしかった。

 それでも、彼女の声は健在で、抜群の音程・リズムのコントロールによって、それぞれの曲にちゃんと「本当のあなた色」を付けてあげている。彼女の元気な声が聴けるだけで、いろんなことを思い出し、そして明日も歩いていこうという気になってくる。

 私はこういう「励まし」系の声にはとことん弱い。もうあきらめていたオリジナルフルアルバム、本当によくぞ出してくれましたっ!


 実はシンディ・ローパーは私と同い年。メジャーデビューが1983年ということは、かなり「遅咲き」。そして私と同い年で、復活! これは私もやるっきゃない!

 最近私の周囲で「私も覚醒せよ」というメッセージをもらうようなできごとが相次いでいる。いい感じだ。まだまだ「自分らしく」生きるぞっ、と。

posted by さとる at 22:39| 私を支える歌