無料 アクセス解析RMT

2008年05月24日

ビルボード・ジャパン・ホット100は面白い

 5月22日から、世界でもっとも信頼度の高い米国チャート誌『Billboard』(以下、ビルボード)が、“Billboard Japan Hot 100”「ビルボード・ジャパン・ホット100」を発表し始めた。つまり「ビルボード」が主導して作り、「ビルボード」の名を冠した、日本のヒット曲ランキングが全世界へ向けて発信を開始したのだ。

 米国のサイトはもちろん、日本では「ビルボード・ジャパン」および「TUTAYA-ONLINE」のサイトで見ることができる(タイトルをクリック!)。総合シングルチャートと、そのもとになるシングルセールスとエアプレイ(ラジオでなんかいかかったか)のチャート、そしてアルバムセールスのチャートも見ることができる。[昨日の記事も読んでください→「こちら」


 これがなかなかに興味深い。エアプレイが入ることによって、アルバムの中の曲も、これから発売予定の曲も、当然ランクインしてくる。

 例えば、昨日も書いたマドンナの「マイルズ・アウェイ」(7位、フジテレビ系木村拓哉主演ドラマ「CHANGE」主題歌)ばかりでなく、坂詰美紗子のメジャーデビューアルバムから「恋の誕生日」が8位に入っている。


 私は坂詰美紗子のことはこのチャートで初めて知り、曲を聴いてみたところ、歌もうまいし、歌い方が個性的だし、伝えたい気持ちをめいっぱい出してインパクトがあるし、素敵なシンガーソングライターに出会えてうれしくなった。

 アルバムチャートだけだったら、50位に入るか入らないかあたりのランクなので、たぶん私が聴いてみる気にはならなかっただろう。

 他にも、『オリコン』では先週初登場70位だった5人組ロックバンド、オトナモードの「グライダー」も17位とかなり健闘していて、これからのブレイクを予想させる。『オリコン』でも、1作ごとに順位を上げているし。音もリードヴォーカルも個性的でえらく印象に残った。


 下位には、来週発売の GReeeeN や DOUBLE & 安室奈美恵や MISIA の曲も並んでいて、これからのヒット度を占うこともできる。


 AM にせよ FM にせよ、ラジオを聴く機会が減った今、ラジオでかかる曲をこうしてチャートの形で知るのは、逆転しているようだけれども、何だか新鮮だ。

 CD が売れている曲だけがヒット曲ではない。ラジオでかかる曲がチャートインするだけで、こんなに面白く、ワクワクしてくるとは。チャートに熱中し始めた頃のこころ躍る気持ちが戻ってきた感じだ。


 もうひとつすばらしいこと、各チャートの末尾に「チャートに関するお問い合わせはコチラ」と書かれていて、クリックするとメールが出せるようになっている。これはうれしい。

 米国の「ビルボード」サイトでも、同じようにメールを簡単に出せるようになっていて、そこに寄せられた主な質問に答えるコンテンツがある。これがまた充実していて、ランクへの疑義や批判も、堂々と載せていて、ガチンコで担当者が答えている。

 日本もそうなるかどうかは分からないけれど、チャートのことを問い合わせするなど考えにくい、ましてや批判などしたら圧力をかけられそうな日本のどこかのチャートとは大違いになりそうなことは確かだ。


 「ビルボード・ジャパン・ホット100」、断然応援していきたいっ!


posted by さとる at 23:02| 音楽の周辺