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2008年05月17日

パソコンで聴く音楽

 最近、CD の聴き方が変わってきた。CD プレイヤーを使う回数が減り、ほとんどパソコン(つまりその中の iTunes)で聴いている。


 これは、ここ数年、母親の介護とその費用を稼ぐために、自宅でゆったりとした時間をとる余裕がなくなっていることにもよるが、それ以上に便利であることが大きい。

 私はパソコンを使って仕事をすることが多いので(それで眼と肩がやられる)、iTunes を立ち上げておくと、気分転換に音楽を聴いたり、場合によっては(事務的な作業なら)音楽を聴きながら仕事をしたりすることが、すばやくできて都合がいいのだ。

 それに音質も非常に向上しており、パソコンから聴いていてもかなりの満足が得られる。


 だから、CD を買っても、それを iTunes に取り込んで、聴くことが多い。あとは車の中で聴く。CD プレイヤーで聴くのは車で聴くより少なくなっている。

 プレイリストも作っている。今私の iTunes にあるリストは、「2008特選 J-POP」「ひょうたん島」「60-70年代特選洋楽ヒット」など10前後ある。いろいろな CD から好みの曲だけを集めるのは楽しいし、すぐ聴けるようにしておくと、面倒がなくていい。もちろん、大野靖之さんや関ジャニ∞のアルバムも入っている。

 さらに iTunes で買える曲も増えてきたので、それもそのまま整理してプレイリストに入れたり、別のカテゴリーを作ってキープしておいたり、使い勝手は抜群だ。


 でも、時々これでいいのかな、と考えてしまう時もある。パソコンで聴いていると、なかなか音楽だけには集中できず、聴きながら、ネットサーフィンをしたり、メールをチェックしたりしてしまうからだ。

 だからたまに、何もせずパソコンの前で聴き入ることもあるが、ねっころがっては聴けないし、リラックス度は落ちるかもしれない。それでも、CD プレイヤーで聴く気がなかなか起こらなくなって来ているのも確かだ。


 米国では、CD シングルというものがほぼ完全に消滅した。『Billboard』などのチャート誌の「シングルセールス」とは、ダウンロード楽曲の売り上げとイコールになっている。

 レコード会社も、ダウンロード販売で動向をつかみ、アルバムを CD で売る、という戦略に徹底し始めている。したがって iTunes で欲しい曲の全てが入手できるから便利で、ますますこの傾向に拍車がかかる。


 米国の傾向がいいかどうかに議論はあるけれども、ダウンロードして音楽を聴くという流れを押しとどめることはできないように思う。

 しかし日本は相変わらず、ダウンロード販売が統一されていないので、はなはだ利用しにくい。ソニー系『mora[モーラ]』では、iTunes では売られていないソニー系アーティストの楽曲(例えば平井堅)が買えるが、対応しているパソコンが Windows だけで、わたしのようなマックユーザーは、買うことができない。

 ソフトをマックにも対応させるのはそう難しいことではないので、ソニーの iTunes に対する意地悪としか思えない。また、Windows ユーザーにしても、iTunes と mora の両方をパソコンに入れておかないと、J-POP をもうら的に聞けない(互換性なし)ので、ふたつのソフトで曲を聴かねばならない。面倒なことこの上ない。


 その上、全くダウンロード販売はしない、というかたくなな方針でいるレコード会社も少なくない。ダウロード販売するアーティストを限定しているところとなればほとんどだ。

 中途半端では、CD もダウンロードも売り上げを伸ばせないだろう。そろそろ日本も、音楽業界全体を見渡し、ユーザーの立場に立ったポリシーを持つべきではないだろうか。まずはダウンロード販売の統一からだ!

posted by さとる at 23:36| 音楽の周辺