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2008年03月22日

期待のデュオ BRUG を応援する醍醐味

 やっぱり音楽は、消耗した心を鎮めてくれる。昨年12月以来久々に、セミプロデュオ・BRUG(ブルグ)のライブ[千葉県柏市]へ行ってそう思った。

 20代前半の友一郎と KAzukI(かずき)が創り出すライブは、行くたびに必ず進歩がある。そして彼らと間近で音楽を通じて心をかよわせられる。発展途上のアーティストを応援する醍醐味であり、楽しみだ。


 例えば、KAzukI のヴォーカルは、相変わらず高音の伸びがきれいで迫力があり心地よいけれど、曲への入り方や間奏から歌唱への戻り方がうまくなったとか、友一郎のギターの技術はいつもながら舌を巻くけれど、大胆な音出しと繊細な弾き方とのメリハリがさらにいっそう気持ち良くなったとか。そんな発見をしていくのがとてもうれしいのだ。

 ふたりの MC も「いい味」を出すようになった。妙にかみ合わないのだけれど、二人のコンビネーションが不思議と楽しげに感じられて、飛躍的にうまくなった。


 今回も変わらないのは、BRUG のふたりが楽しそうに歌いプレイしていること。ステージで楽しめる余裕がますます出てきたとも言える。その楽しさが、二人の笑顔あるいは真剣な表情を通して、席にいる私たちにガンガン伝わってくるのが素敵だ。

 「pearl WHITE」では、人は真っ白のままでは生きられない、汚れは色を濃くしていく、でもそれが人間でだからこそまた生きていく意味も出てくるのではないか……。ふたりで解説してくれた歌に寄せる想いはじんと来た。そして自分たちの歌でみんなを癒していきたいと宣言する二人、その意気やよし!

 同じ曲を何回もプレイしていると、音や声が「記号」になってしまうことがある。そこに込められるはずの感情が消えて、音色も言葉も「機械的」に出て来てしまう。メジャーなアーティストでも起こりうることだ。しかし BRUG が出す音と紡ぐ言葉は、決して「記号」ではなく「意味」がある。ちゃんと想いをたっぷりつめて空気の振動を発している。私が BRUG を大好きな理由もそこにある。


 イントロのギターが印象的な「Missing...」、距離があっても大事な人を想い続ける大切さを歌う「Distance」(KAzukI の「命の大切さ」を最近思うようになったという MC がインパクトがあった)、壮大な曲構成とたたみかけるようなサビが忘れられない「Delusion」、「明るい一歩」を踏み出せそうな「桜並木道」、ふたりの表現力の才能をひしひし感じられる「Heart」……。早く CD が欲しいと強く思うほど、私もそれぞれの曲を覚えた[ぜひ彼らのサイトを見てください、試聴もできます→「こちら」から]。

 進め! BRUG! 何者もおそれずに。

posted by さとる at 23:30| BRUG